AutoShopマツムラ 代表ブログ
2015.10.31 中古車販売
~久しぶりの車販~
仕上げ途中に訪れたお客さんに名前を聞いてもほとんどの人が即答できなかったパッソセッテ。
この1モデルで販売終了してしまったマイナー車で、僕も取り扱うのは今回が初めてですが、一生懸命仕上げました。
Wさん、いつもありがとうございます!
2015.10.21 ユーノスロードスター アース不良修理
先日のこと…
「パワーウインドウがスイッチを操作しても動かないし、他もなんだか変なので見てほしい」
とおっしゃるお客さんが修理依頼でお越しくださったのでその時のお話。
まずお預かりしたときは運転席側ウインドウが全開位置で固定されており、スイッチ操作しても閉まらない状態でした。そして操作時に同時に起きてた現象というのが…
①助手席側のパワーウインドウも開閉できない
②メーター内の油圧計がMAXに振り切る
③メーター内のウインカー操作時に光る矢印ランプが両方点灯
④タコメーターが踊る
他に、スモールランプをつけたり、ハザードランプをつけたりしたときなんかも同様の症状でした。
典型的なアース不良の症状ですね~
作業前の診断では、この車両はあまり改造したり、後付パーツ満載ではないわりとノーマルに近い車なので、経年劣化による原因の可能性が高いと推測。車体各部にある純正のアースポイントを重点に導通チェックなどを行いました。
しかし、何箇所か確認してみてみても、どこもそれほど痛んでる様子はない。
ハーネス途中の断線、接触不良も想定し、揺さぶったりしながら箇所を探すも決定打は見つからず。
しかし起きてる不具合は明らかにアース不良時のもの…
そんな中、半日以上も費やして捜査した結果、やっとその答えが見つかった。
コイツか~
以前のオーナーさんのどなたかでしょう。なぜこうなったのか理由は不明ですが、一度切断したアース線を被覆を剥いて寄り合わせただけの適当結線がしてあり、接触面が腐食してきれいにアースが落ちなかったようです。
画像では線剥き出しですが、撮影前は一応ビニテが巻いてありました。剥がしたら中身はこういう状態だったわけです。
いつからこうだったのかはわかりません。こんなでも最初のうちは問題なかったんでしょう。しかし時間が経つにつれ、ついには不具合が起きたわけです。
案の定、しっかりハンダで結線しなおしたら全ての機能が元通りに復活しました。
アース不良などの故障は古い車には特に起こりがちですが、こういう人為的ミスによるのは普段以上にトラブルの究明に時間が掛かるので、安易な考えによる作業はしないでくださいね~。
2015.10.12 30系セルシオ
2015.10.9 デフブロー
T君、予想通りブロークンしてました。
しかしなんでこんな壊れ方を…
2015.10.9 ハコスカ
2015.10.6 MH21S ACコンプレッサー異音修理
以前にベルトの劣化から鳴きが発生し、ベルト全数交換で対応したワゴンRのオーナーから連絡があり、
「またベルトが鳴きだしたからみてくれん?」
と言われたため早速お宅へ伺う事に。
着いてエンジンをかけてみたところ、なるほど、確かに「シャーッ」という音が発生してます。
ただその音質が、なんだかベルトが音の発生源じゃない感じでしたので一旦預からせてもらい、持ち帰ってみてみることにしました。
僕はいつもベルト鳴きをみる時、パーツクリーナーをベルトに吹きつけて確認します。
吹いた箇所で音が止まれば、そこが異音の発生源だと特定できるし、パーツクリーナーなんで乾けば溶剤が残らずベルトを変質させないからです。ですが今回は使われてる2本のベルトにそれぞれ吹きつけてみても、音に変化は無し。
となると、残るはほぼ各補機類のプーリーかベアリングが原因と言えるため、各ベルトを外して点検します。
すると、ACコンプレッサーのプーリーを手でカラ回ししたときに「シャーッ」と音が出る。
こういう場合の修理方法は、プーリーのみ単品で組替える方法、ないしコンプレッサーASSYで交換するという方法になると思います。、いろんな理由を考慮し今回はリビルド品でASSY交換することにしました。
届いたリビルドコンプレッサーと比較すると、微妙に形状が違ってます。
このタイプのワゴンRに採用されてるコンプレッサーは、どうやら全部で3種類あるらしく、届いた品は違うタイプのものでした。ホースの取り付く位置が若干違うのですが、問題はなく普通に取り付けることができます。
交換自体は何も難しいことはないので、あとは真空引きとガスチャージをすれば完了!今回は楽勝だった。
ところで余談ですが、スズキのACコンプレッサー固定ボルトってよくかじりついて回せなくなるのですが一体なぜ?
自分も経験あり緩めるのにとても苦労したことがありますし、既に前任者が折っていて2点留めになってる事もしばしば…