オーナー松村の趣味部屋です。
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超スローなペースでしか更新しないと思いますが、たまに覗いてみてくださいませ~
Elcaminoラジエターアップデート
再生当初に製作したオリジナルサイズのラジエターでしたが、実は冷えに若干の不満があったんです。
外気温がわりと高い日になると、走行風だけで水温を安定させる事ができず、オーバーヒートとまではいかないにしろ、ファンが回り続けることによってなんとか落ち着いているって状況でした。
毎年毎年やろうと思いつつ、なかなかやれずでしたがついに今年実行することに。
そしてこちらが作りなしたラジエター
今回作りなおすにあたり、幅の拡幅は取付方法の大幅な変更が必要となるため縦に伸ばす方法を採用。
さらにコストを抑えるため、アッパータンクとサイドブラケット、トランスクーラーは再使用し、ロアータンクのみ新規で製作しました。
よってコアサイズは610mm×520mm×50mmとなり、水がチューブ内を通過する時間が長くなるため、より冷えてくれるようになるという理屈。
材質については一般に冷えるイメージのアルミ製は採用せず、確かな実績の真鍮製を選びました。重量についてもこちらのほうが有利なはずです。
さらにせっかくなんでファンにも一手間かけることにしました。
flex-a-liteの12inch 2500cfmですが、このファンのスペックも少し足りないのかもしれません。
しかし買い換えるほど裕福でないので工夫でカバーすることに。
ファンのマウントも現物に合わせて作りなおしました。
今まではコア貫通タイプのナイロンバンドで固定してましたが、フラットバーをサイドブラケットに位置だしした後直接溶接で固定。
これによって、ファンがコアから若干浮くこととなり、風の通り抜けを補助してくれる…はず!
コアサポートの下にはみ出すくらいのサイズとなり(以前は隠れて見えなかった)、ここでも走行風を拾ってくれるでしょう。
というわけでLLCを充填し、漏れなどのチェックを済ませたら早速試乗に出かけます。
気になる結果ですが、これが狙い通り!走行時の水温が今までと比べとても安定するようになりました。ドライバーがへこたれるような猛暑の日中にもテストしてみましたが、走ってさえいれば大丈夫そうです。ただし停止時は今までどおりファンによる冷却に頼ることになるため変わりません。
しかし、これでいずれ排気量の大きいエンジンに載せ変えることになっても対応できることでしょう。
またひとつ安心して乗れるようになりました。