オーナー松村の趣味部屋です。
Elcamino トルクコンバーターアップグレード
今回はアメ車ならではのパーツを取り替えましたのでそのご紹介 (H31年4月11日)
アメ車といえばAT、ATに付き物といえばトルクコンバーター。ストック車両でしたらストックコンバーターで問題ないと思いますが、エンジンをチューンしたり、車両をモディファイされてパワーがあがった場合には、ミッションやドライブシャフト、デフなどを含めた駆動系もそれ相応の仕様にすべきですよね?
更に耐久性だけでなくエンジン特性をより活かしたい時なんかは、コンバーターの変更は有効かもしれません。
今まで4L60Eのストックコンバーター仕様のままでしたが、ようやくコンバーター取替の目処がついたので休みの日を利用して作業しました。
昨今、アウターマーケットで猛威を振るっていたUS ブランドのMade in Asiaですが、クオリティの低さにメーカーも業を煮やし、U.S Madeに戻してきてるところもチラホラ。そしてそれをウリにユーザーの信頼を得ようとしているものの、やはり根本的にイマイチな部分は残ります。
外車の扱いに慣れた人なら皆そうだと思いますが、僕もそう。いつも「何かある」と思ってますから少々なことでは驚きません。(ちなみにこのメーカーは本国製造一筋40年以上だそうです…)
で、一連の作業をこなし完成となったわけですが、結果コンバーターを交換してどうなるかといいますと…
エンジンのレスポンスが格段に向上~♪
するのです
アクセルペダルを踏み込んだ際のツキ、回転上昇の速さの他に、パワー感も改善されます。
これはコンバーターの小径化や軽量化が大きく影響してるはずです。その他にストールスピードが変わったことでトルクの上昇具合にも変化が感じられます。
しかし、あるのはメリットばかりというわけにはいかず、油温が上がりやすい、燃費が悪くなる、などのデメリットもあります。
そこでロックアップの存在が外せないポイントとなります。ロックアップは動力伝達をフルードに頼らないため、作動すれば上記のデメリットが無視できるようになります(内部ディスクの圧着によりほぼ100%の伝達が得られる)。4L60Eでもノンロックアップコンバーターのラインナップはありますが、ストリートでの使用も考慮するなら僕は外せない選択な気がします。
あと2か月ほどですが今年も鈴鹿のS.C.Nにエントリーします。当然、道中何かあっては困るわけです。
普段使いで気を揉むような車両は僕の性格上許せない。何事もなく自走で行って帰ってこれるような状態であることは当たり前でなくてはなりません。
古い=ボロイ ではないことを証明するためにも、基本性能の向上についてはこれからも追及し続けていきます。
今回もご覧になっていただきありがとうございました