オーナー松村の趣味部屋です。
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超スローなペースでしか更新しないと思いますが、たまに覗いてみてくださいませ~
サニトラ 水漏れ修理
普段あまり乗る機会がないのですが、先日車両の真下に何かの液体が漏れた痕跡があったので、リフトにあげて点検してみることにしました。
場所はこちら
いきなり患部に到達していますが、シリンダーブロック後端のウェルチプラグ(砂抜き用の穴)
から漏れ出しています。
当然ながらミッション、クラッチ、フライホイールを取り外さないとなりません。
サニトラはフロアトンネルが小さく、ベルハウジングとの隙間があまりないため意外と作業性は悪いです。
抜いた冷却水に混入してたサビ画像だとこれだけしか写ってませんが、実際はこの3倍は溜まっていたと思われます。
指でジャケット内のサビをおおかた掻き出し、後はひたすら水で流しだしました。5~6回やりましたが、完全に水が綺麗になる事はなかったのである程度で切り上げました。
漏れの原因は、ウォータージャケット内に長年かけて溜まったサビが沈殿してプラグを腐食させたためでした。水流の弱くなるであろう箇所なのでそうなる理由もうなづけます。
この場合プラグの交換で対応するのですが、今時こんな部品の需要もまずないんでしょう、それを証拠に部販にオーダーしてから届くまでに2日かかりましたから…
プラグとホールの接触面をペーパーで綺麗にならし、液体ガスケットを塗布したらまっすぐ打ち込みます。
あとは外した部品を元通りに戻し、LLCを入れて漏れのチェックをしたら作業は終了。
それにしてもニッサンの名機A型、ちょっとやそっとのことじゃ壊れないし、壊れても修理で何度も復活するゾンビのようなエンジン。キャパシティの少ない最近のへタレエンジンとは気合の入り方が違います。
しかし、そんなサニトラもめっきり数が少なくなったようで、最近珍しいがられる事があります。
が、どうしてもないと困るわけでもないしあっても困るわけでないこのサニトラ。一体僕はいつまで所有するんでしょう~?(笑)