オーナー松村の趣味部屋です。
Elcamino ヘダース交換
およそ10年。路上復帰を果たした時からずっと使ってきたHOOKERのヘダース
当初はブラックペイントが締まった印象でまぁまぁ気に入っていたのですが、材質がスチールが故に避けて通れない熱害によるサビがやがて発生してしまいました。
いずれはこうなる運命とはいえ、やはりみすぼらしい…
ところが!実は用意していたんですよ、新しいヘダースを
FLOWMASTER Scavenger Series Elite Headers #814110
一応ステンレス製なんですが、実は一流品に使われているいわゆる304ではなく、たぶん409という材質の安~いステンレス。
安~いのでスチールよりはましだが若干サビが発生してしまいます。なのでそうならないよう表面にセラミックコートという表面処理を施こし外観を保護しています。
そんな理由からぱっと見のステンレスらしさは一切皆無。それにお約束の非等長(まぁ気にすることではありませんが)。
それでは取り付けの前に各部をチェックしてみます
アラを探せばいくらでも出てきそうなこのヘダース、実はちょっと有名どころのスチール製のとさほど変わらないくらいの金額で買えてしまうんですが、この品質をを見れば納得せざるを得ません、残念ではありますが…
本当のことを言うと、金額が2倍くらいしてしまうものの、某メーカーのステンヘダースが欲しかったんですよね~。でもその製品は自分のエンジンに使われているアングルプラグヘッドには対応していなかったので今回は断念しました…が、次に交換する時が来たらヘッドもストレートプラグに変更していっちゃうかも?
っと、たらればは置いておいて話を元に戻しましょう…
取り付けてしまうその前に、後からできない一手間をかけておきます
見た目的にできれば使いたくなかったが、断熱効果が確実にあるので夏の車内温度上昇をすこしでも押さえるためにラップ巻きました(セカンダリーチューブ部分はラップが足りなくなってしまったため、装着後に改めて巻くことにします)。
理由はもうひとつ、ヘダース近くを通るブレーキラインを熱から保護するためでもあります
実の事を言うと、このステンレスヘダースの購入時期というのがちょうど1年前のお盆でした(2017年8月)。それがどうして今になったかというと、一番の理由が交換作業がまぁまぁ面倒なため。エンジンをマウントから切り離して上方に浮かせてやらないと抜き出すスペースが確保できないので、僕のやる気スイッチが入らなかったんです。
(途中の画像はありませんがこの後古いヘダースをエンジンから取り外しました)
取り替えてしまう前にじっくりと両者の比較
見てのとおりの取り回しの違いと、パイプ径がHOOKER 1-3/4(44.5mm)に対しFLOWMASTERが 1-5/8(41.3mm)と少し細い。
径を1サイズ落としたのは前のと比べ、エンジンの出力特性にどんな変化が生まれるのかをテストする意味合いもあります。さらにパイプの厚みもこちらの方が厚いため、音質や熱の透過率などにも違いがあるかもしれません。
そろそろ劣化してくるであろうプラグコードも統一感を求めて今度はブラックで作り直します
ヘダースと一緒に交換するつもりで購入していたので同時進行で。
デスビ側のみ製作するタイプでなので取り回は自由、前のと同じようにアンダーヘッダーでスッキリと。
唯一残る赤いデスビキャップはついこの間新調してしまっためしばらくはこのまま、次のタイミングでブラックにします。
ボールフランジに作り直します
言葉で言うと2行ですが、位置だしや高さや水平を確認しながら左右分作るので時間はそれなりに掛かってます。あと、前後が決まっていての中間だけ作り直しのほうが寸法だしはシビアなんで余計に…
本溶接したら最後に耐熱ブラックでペイントして~
で、形にはなったものの今のところ(8月26日現在)まだテスト走行できてません。作業が終わったのがお盆休みの最終日の晩だったので、完成後すぐに閉まって作業場を片付け、家に帰ってしまいました。
なのでもう少し涼しくなってからゆっくりとテストしてみたいと思ってます。
また結果レポートしますね